2016年6月22日水曜日

天使の涙


☆☆☆★    ウォン・カーウァイ    1996年

2本目。やっと座れた。

もとは『恋する惑星』の3つめのエピソードとして構想され
たというだけあって、テイストが似ている。
冒頭の編集・音響のクールさには魅了されたものの、中
盤がちょっと、ダレたかな。私の集中力の問題かもしれ
ないが。

二挺拳銃で容赦なく標的を葬る殺し屋と、彼に仕事を与
えるマネージャー的な女との、ドライだけど濃密な関係を
軸に物語は進む。そこに口がきけない金城武の破天荒
な話がはさまって展開されていくのだが、なんだかよくわ
からなかった。これ必要?

                                                   6.12(日) 早稲田松竹


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