2014年10月16日木曜日

あこがれ


☆☆☆★★       フランソワ・トリュフォー      1957年


「あこがれ」といえば、ベルナデット・ラフォン、自転車、テニス。
体育教師の彼氏はまったく存在感が薄いが、ベルナデット・ラ
フォンの本当の夫なんだってね。うらやましいぜ。
トリュフォーはベルナデットに出てもらいたくて、仕方なく夫を
相手役にしたら、なんだかいろいろ注文つけられて頭に来る、
みたいなことを言っていたと『トリュフォーの手紙』(山田宏一)
にあった。
岩井俊二に通じるような、瑞々しい短篇映画である。

もうひとつ『トリュフォーの手紙』から引用。

 フランソワは死んだかもしれない。わたしは生きているかもしれない。
 だからといって何の違いがあるというのだろう。
 (ジャン=リュック・ゴダール)

なんだかわかんないけど、カッコいいから良いか。

                                                  10.13(月) 角川シネマ有楽町


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