2013年10月15日火曜日

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q


☆☆☆★★★        庵野秀明      2012年


劇場で観たときよりもずっと面白かった。
あの時はあまりに意味不明で、きっと多くのひともそうだったの
だろう、YouTubeに「Qをわかりやすく解説する」といった内容の
動画がアップされ、それを見てふむふむ、なるほど、そういう事
だったのか、と多少は作品世界に踏み込めた気がしたのだった。

まずあの14年後という設定よりも(あ、言っちゃった)、用語が
聞き取れない&分からないのがまず問題であり、

リリン、ヴンダー、DSSチョーカー、ガフの扉、アダムスの器、
Mark.6、L結界密度…。

まさにもう、「カヲルくんが何を言ってるのかわからないよ!」
と叫ぶシンジとまったく同じ気持ちなのである。

今回、それらの用語がよく分かったわけではないが、まあだい
たいこういうことだろ、と見当が付いてから観たこの「Q」、ずい
ぶん面白いんですわ。ほんとによく考えられてる。普通自分が
考えた自分にしか通じない用語を、説明も無くあんなたくさん
盛り込みむか? 受け入れてもらえる、という強い確信がなけ
ればできないことだと思う。

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