2013年7月19日金曜日

ローズマリーの赤ちゃん


☆☆☆★★      ロマン・ポランスキー     1968年

ずっと観たいと思い続けていたのだが、ちょうどよく渋谷のイメー
ジフォーラムでポランスキーの回顧上映中だったので、これ幸い
と駆けつける。余談だが、到着したら外にまで人が溢れるほどの
大盛況で、ロケクルーも2つほど取材していて、な、なんでや、今
ポランスキーがそないに熱いんかいな! と思ったら、想田和弘の
『選挙2』に並んでるひとだった。

映画は予感通りの秀作で、満足した。
ポランスキーの演出する「恐怖」を堪能。ひたひたと幸福な日常に
狂気が忍び寄ってくる様子、微妙な歯車の狂いや違和感が積み
重なっていくさまを丁寧に描いていく演出には好感がもてる。それ
にしてもラストは意外だった。意外というか、えーそうくるか、と思っ
てしまった。

ローズマリー役にはミア・ファロー。ウディ・アレンの前の奥さん。

                                             7.6(土) シアター・イメージフォーラム


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