2013年1月1日火曜日

2012ベストテン<新作>


迎春。

明けましておめでとうございます。
今年も細々とやっていきますので、よろしくお願いします。

恒例の私的ベストテンを発表したいと思います。
まずは昨年の新作映画から。

1. アウトレイジ ビヨンド    ☆☆☆★★★
2. 鍵泥棒のメソッド     ☆☆☆★★★
3. 桐島、部活やめるってよ  ☆☆☆★★★
4. アーティスト         ☆☆☆★★★
5. おおかみこどもの雨と雪  ☆☆☆★★★

6. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q  ☆☆☆★★
7. 終の信託           ☆☆☆★★
8. 戦火の馬           ☆☆☆★★
9. J.エドガー          ☆☆☆★★
10. ふがいない僕は空を見た  ☆☆☆★★

次点. ヒミズ               ☆☆☆★★


<講評>
2012年は、そこそこ豊作の年ではなかったかと思う。
北野武が満を持しての新作で、愉悦に満ちた「映画体験」を提供して
くれた。それと"対照的な"映画と呼びたい内田けんじの『鍵泥棒』は、
ずっとニヤニヤしていたいほどの幸福感に溢れた時間をこれも提供
してくれた。そこに、映画的な"たくらみ"に満ちた『桐島』が殴り込みを
かける――そういう1年であったと思う。いずれも邦画の3本が拮抗し
ており、後年見直せばあるいは順位に変動があるかもしれない。

4位以下は、無声映画が1、アニメーションが2、洋画が2、邦画が3、と
いうバランス。いずれも傑作・秀作として自信をもってオススメできる作
品が並んでいる。「戦火の馬」なんてほとんど話題になっていなかった
が、巨大スクリーン・大音響で映画を観ることの原初的な悦びに浸る
ぜいたくな150分であった。

去年は2年ぶりに100本鑑賞を達成できた。釧路唯一の映画館ワーナ
ーマイカルにも足繁く通った。時には札幌出張の行き・帰りに余計に1
泊し、風俗ではなく映画に行くことでコツコツと達成してきたものである。
今年も引き続き、100本鑑賞の継続を目指し、風俗よりも映画を優先す
る覚悟で臨みたいと思う。

…これ講評じゃないな。


鑑賞した新作映画
ヒミズ、ドラゴン・タトゥーの女、J.エドガー、ものすごくうるさくて ありえないほど近い、戦火の馬、DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on、ヒューゴの不思議な発明、わが母の記、ファミリー・ツリー、ミッドナイト・イン・パリ、アーティスト、ヘルタースケルター、おおかみこどもの雨と雪、ダークナイト ライジング、あなたへ、最強のふたり、天地明察、ヴァンパイア、夢売るふたり、桐島、部活やめるってよ、アウトレイジ ビヨンド、終の信託、ル・アーヴルの靴みがき、アルゴ、巨神兵東京に現わる 劇場版、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q、鍵泥棒のメソッド、I'M FLASH!、人生の特等席、悪の教典、ふがいない僕は空を見た、恋のロンドン狂騒曲、ルビー・スパークス(33本)

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