2011年1月23日日曜日

アンストッパブル

☆☆☆★     トニー・スコット    2011年

人為ミスで無人の貨物列車が動き出し、そりゃもう
アンストッパブルで、色んなものや試みを無情にも
蹴散らして200kmぐらい暴走した挙句、最後は勇敢
な男たちによって間一髪のところで止められるとい
う、小学生以上なら誰にでも想像のつく話だが、こ
れがなかなか良かった。こちらも試験勉強で疲れて、
「あー何も考えなくていい映画みにいこう」という初期
条件で観に来ているから、これでまったく問題ない。
いろいろ考えたいひとは「ゴダール・ソシアリスム」を
観ればいいのさ。
この「勇敢な男たち」が大学出の生意気な若手と叩
き上げのベテラン技術士、というのがなんだか身に
つまされた。そしてフーターズのくだりには泣けた。

音響と映像だけでもっていく映画。昔はこんな映画、
興味も湧かなかったけどなー。環境のなせる業か、
それとも年々好みも変わってきているということか。

                   1.10 (月)  ワーナーマイカルシネマズ釧路

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