2010年11月23日火曜日

ケンタとジュンとカヨちゃんの国

☆☆★★       大森立嗣     2010年

ビルの解体屋の下っ端として、日々粉塵にまみれな
がらいわゆる「はつり」に明け暮れていたケンタ(松
田翔太)とジュン(高良健吾)が、ある日静かな狂気
をもってして、解体屋の事務所とイジめられた先輩
(新井浩文)の愛車を思いっきり「解体」し、ナンパし
たブスのカヨちゃん(安藤サクラ)とともに網走まで旅
をするロードムービー。
設定は悪くない、キャスティングもかなりセンス良い、
お膳立てはそろっている、しかし面白くなかった。

なんだか核になるもののない映画、という気がした。
雰囲気と状況だけ。ちゃんとした映画の“体”は成し
ていただけに、残念な感じだった。
良い脚本があれば、傑作を撮れるひとなのかもしれ
ない。
ちなみに麿赤兒の息子である。大森南朋の兄。

                                        11.9(火)  早稲田松竹

2 件のコメント:

  1. マッタク関係ないけど

    斉藤和義のおすすめアルバムおせーて

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  2. 斉藤和義は、勉強しようしようと思って
    まだ手つけてないんだよ。
    だからわかんねー。すまん。

    昨日、宇多田さんの新曲5曲入りベストは買ったぜ。
    この才能、感謝。

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